賃貸物件を経営をしている方であれば、屋上防水工事をおこなうべきか迷うケースがあるかもしれません。
雨漏りなどにより二次被害が出てからでは、手遅れになってしまう可能性があるため、工事をおこなうタイミングは重要です。
この記事では、賃貸物件の屋上防水工事が必要な理由や、タイミング、費用相場についてご紹介します。
賃貸物件の屋上防水工事が必要な理由
屋上防水工事とは、建物屋上に防水処理をおこない天井雨漏りなどを防ぐことを指します。
防水工事に費用がかかるからといって、定期的なメンテナンスを怠ると建物に甚大な被害が出る可能性があるでしょう。
たとえば、天井崩落・漏電などのリスクが高まります。
被害が出てからの修繕では、高額な費用がかかることも考えられ、最終的なコストが高くついてしまう可能性があります。
また、雨漏りは入居者のクレームにも繋がり、空室リスクを引き上げてしまうことが予想されるでしょう。
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賃貸物件の屋上防水工事をおこなうタイミング
雨天時に天井から雨漏りが発生した場合は、早急に対応しなければなりません。
また、屋上の防水層・下地にひび割れが発生したり、ひび割れた部分から雑草が生えたりしている場合も、工事が必要です。
雑草が生えた部分は劣化のスピードが早まるため、迅速に対応しましょう。
地震などの被害によって防水層が破損すると、水溜まりが発生しやすくなります。
水溜まりも雑草と同様に建物の劣化を早めるため、注意が必要です。
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賃貸物件の屋上防水工事にかかる費用相場
屋上防水工事には、施工内容ごとに種類が分かれます。
ウレタン防水工事は、ウレタンの塗布で防水効果を高める工事で、7,500円/㎡が相場です。
シート防水工事は、シート状の防水素材を使用するもので、7,000円/㎡前後で工事可能です。
アスファルト防水工事は、屋上にアスファルトを貼り付ける方法で、8,000円/㎡程度かかります。
アスファルト防水工事は、耐用年数が15~25年でほかの工事よりも長持ちすると言われています。
FRP防水工事は、プラスチックとガラス繊維を使った工事で、9,000/㎡前後で依頼可能です。
FRP防水工事は、工期が1~3日と短いのが特徴です。
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まとめ
屋上防水工事は、天井雨漏り・天井崩れ・漏電を防ぐ理由から定期的に必要とされる工事です。
工事をおこなうタイミングとして、雨漏り・屋上のひび割れ・雑草の発生などが挙げられ、早急な対応が必要です。
工事にはいくつか種類があるため、費用・耐久性・工期などを考慮し適切なものを選びましょう。
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