所有する賃貸物件で孤独死や事故死が起きてしまうと原状回復のためにも特殊清掃が必要になります。
とはいえ、特殊清掃という単語は耳慣れないものですし、どういったものなのか分からない方も多いでしょう。
この記事では、賃貸物件の特殊清掃とはどういったものなのか、おこなうメリットや費用などについてお話しします。
賃貸物件の特殊清掃とは?ハウスクリーニングの違いとは?
特殊清掃とハウスクリーニングは賃貸物件の汚れ落としを目的としている点では同じですが、対象とする汚れの質が異なります。
特殊清掃が必要とする汚れの対象は以下のとおりです。
●孤独死のあった部屋
●事件のあった部屋
●自殺が起きた部屋
●ゴミ屋敷
部屋の中で人が亡くなった場合、遺体は警察が引き取ってくれますが部屋の掃除まではしてくれません。
亡くなってすぐ発見されれば部屋の汚れは少ないのですが、発見が遅れ腐敗などが進んだ場合は通常の清掃では落とせなくなります。
そういった場合に必要になるのが特殊清掃で、遺品整理も合わせておこなってくれます。
特殊清掃を依頼するメリットとは?
特殊清掃を利用するメリットは大きく3つあります。
消臭をばっちりしてくれる
人が亡くなった部屋は状態にもよりますが独特なにおいが残ります。
特殊清掃ではそういったにおいもしっかりと消臭してくれます。
短時間できれいになる
特殊清掃は専門の業者がおこなうため、スピーディーに清掃を完了してくれます。
短時間で完了することにより近隣トラブルの防止にもつながるのです。
不用品の処分・遺品の整理もおこなってくれる
人が亡くなり体液などが飛び散った家具などの取り扱いは困ると思います。
特殊清掃に依頼すればこういった家具などの処分も請け負ってくれます。
また、遺品の整理もおこなってくれるため安心です。
特殊清掃にかかる費用とは?
特殊清掃にかかる費用は部屋の間取りや状況により作業内容・時間が大きく変わります。
目安としては以下のとおりです。
1Rや1Kの間取りの場合は7~10万円程度で清掃自体も1日で完了します。
1LDK~3LDKの間取りの場合は13~50万円程度で清掃は数時間で終わりますが消臭には数日を要する場合もあります。
4LDK以上の場合は20万円~60万円必要となり、消臭は1日以上必要となるため注意が必要です。
まとめ
賃貸物件の特殊清掃とはどういったものなのかについてお話をしました。
名前のとおり、ハウスクリーニングとは異なり特殊な場面・状況を対象としています。
賃貸物件を所有していると万が一の可能性もあるため、どういったものか理解をし、備えておくことをおすすめします。
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