不動産投資をはじめるための準備とは?
不動産投資をこれからはじめるための準備について良くきかれます。
ここでは最低限抑えておきたい「5つのポイント」を伝えていきます。
①余力金を計算しておきましょう。
事前準備では投資資金をある程度確保しておいた方が良い時もあります。ご年収や投資価格によって異なりますが購入資金(諸費用)とは別に最低でもローン支払い額の6か月分ほどの余力は用意しましょう。
賃貸人が退去した場合やリフォーム代、設備故障など想定外のトラブルもあります。貯金すべてを頭金などに利用せずに多少のキャッシュは残しておくようにしましょう。
②転職はしない
投資マンションを主に扱う金融機関は通常、勤続年数3年以上(年収500万円以上)上場会社に準ずる企業でお勤めの方というのが融資ラインになります。ここを下回ると条件が悪くなったり(※金利が上がる。頭金が必要)します。ただし例外として、関連職種へ収入が上がるような転職などはプラスに見てもらえたりもします。
③複数の不動産会社の話を聞いておきましょう。
新築マンション、もしくは中古マンションを購入するかで内容が異なります。まずは共通事項として、なぜ複数の会社の話を聞くべきかですが、大事なポイント3つあります。
1、提携金融機関数
2、過去の販売実績
3、取扱い物件
1と2はある程度の規模会社でしたらほぼ同クラスの不動産会社が多いと思います。最低でも1,000戸以上の販売・管理実績の会社が望ましいです。というのも規模が小さい会社になると物件仕入れも厳しく条件が悪い不動産が多かったり管理体制も販売優先の会社が多いです。投資家のみなさんには不動産所有は入口であっても不動産会社側は契約がゴールの会社も実際は多く、その熱量に違和感が出るケースもあります。購入後の管理体制についてしっかり確認しておきましょう。また取扱い不動産についてもある程度の土地勘があるエリアで購入することが大事です。実際、賃貸でお住まいするとした場合、ご自身が購入しようと思っている物件を借りるかどうかの判断はしましょう。
④将来のライフイベントをイメージしておきましょう。
ローンを利用して不動産を所有することにより将来ご自身で住むための住宅ローンが利用できない・・・なんてこともあります。すでに住宅を持たれてる方も買替することもある思います。住宅用、投資用不動産関連のローンは一般サラリーマンの方で年収の8倍ほどが目安です。年収800万円の方でしたら8倍の6,400万円が上限の金融機関が多いです。またご家族構成やカーローン利用中の方は倍率が異なるため注意が必要です。
⑤万一の際は売却できる不動産かどうか最低限把握しておきましょう。
投資した瞬間に資産が減るような投資は絶対さけましょう。また万一の際に現金化する場合に資産として売却可能な不動産かどうか大事なポイントです。金融機関から評価がでない不動産を購入してしまいますと売却時が現金で購入いただくことになり出口(売却)がなくなる場合もあります。ご自身で判断できない場合はお気軽に弊社まで相談ください。
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