近年の日本では高齢化が進み、実家の両親が施設に入ったり、遠方にある実家を相続したりして空き家になるケースが多い状況です。
戸締りをしていても、頻繁に出向けない空き家は空き巣に狙われやすいといわれています。
今回は、空き家の防犯対策が不十分な際の危険性や、狙われやすい空き家の特徴、防犯対策方法についてご紹介していきます。
空き家の防犯対策が不十分なときの危険性とは？
空き家は、空き巣に狙われやすいため防犯対策をおこなう必要があります。
実家の荷物をそのままにした状態の場合、家具家電などの盗難が発生する可能性があります。
仮に盗難などが発生しても空き家の場合、置いてあった家具などの特定が難しいため解決率も低くなるのです。
防犯対策が不十分な場合、不審者が空き家を不法占拠し住みついてしまうケースも考えられます。
不審者がゴミを放置した場合、悪臭や害虫の発生要因となるため注意が必要です。
不法占拠され、ゴミが溜まっていくと火災の恐れもあります。
また、人目に付きにくい空き家は放火のターゲットにもなりやすいため注意する必要があります。
狙われやすい空き家の特徴とは？
窓が多い空き家は狙われやすい空き家の1つです。
マンションなどに比べ、窓が多い空き家は不法占拠されやすくなります。
窓の数が多いと侵入経路も多くなるため、窓の防犯対策が不十分だと、窓を割って侵入されてしまうため注意しましょう。
人通りが少ない場所も、近所の目が行き届かず空き巣などの被害に合いやすいです。
角地の空き家も空き巣に狙われやすいといわれています。
角地は2か所の道路に面しているため、一方の道路方面から見つかった場合でも他の道路へ逃げられるためです。
空き家の防犯対策方法とは？
人間の動きを感知して光ったり音が鳴ったりする防犯センサーの設置は、空き家の防犯対策に効果的です。
また、見えやすい場所に防犯カメラの設置も対策方法の1つです。
簡単に窓を破られないように窓を割れにくくする防犯フィルムの設置も効果があります。
窓自体を防犯ガラスに交換するのも良い方法ですが、費用が高額になるため防犯フィルムを貼るほうが簡単で良いでしょう。
維持管理を続けて定期的に人の訪問があるといった環境づくりも大切です。
建物や庭もこまめな手入れをおこない、人が定期的に訪れていると思わせるのも防犯対策になります。
まとめ
空き家の防犯対策が不十分な際の危険性や、狙われやすい空き家の特徴、防犯対策方法についてご紹介してきました。
防犯対策が不十分であると、不法占拠や盗難に狙われやすいです。
そのため、防犯センサーの設置や定期的な維持管理などをおこない対策すると良いでしょう。
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