これから不動産投資をスタートさせたいと考えている場合、不動産を購入する費用以外に、どのような費用がかかるか不安を覚える方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、投資目的で購入したアパートに必要となる、修繕費の目安や修繕費を安く抑える方法についてご紹介します。
不動産投資目的のアパートにかかる修繕費の目安
アパート経営において、物件の経年劣化や老朽化による建物の損傷は、避けられない問題です。
実際に、アパートの修繕にかかる費用の目安は、次の4パターンに分かれます。
1つ目は、退去時の「原状回復」で、入居者に責任がない場所については、敷金からではなく貸主が修繕費用を負担しなければなりません。
数万円から20万円程度が、おおよその費用目安です。
2つ目は、設備故障や事故・災害などの突発的な「補修」で、予測不能な出費となるため、ある程度の費用を常に準備しておく必要があるでしょう。
状況によって費用は異なりますが、数万円から数十万円程度と考えおいてください。
3つ目は、大規模な修繕が必要な事態となる前に、部分的なリフォームなどを実施する「予防修繕」です。
1年から数年に1回程度周期で、数万円から数十万円程度が目安となります。
4つ目は、屋根や外壁などの「大規模修繕」です。
築年数によっても費用は大きく変わりますが、数年から数十年に1回の周期で、数百万円から1,000万円程度を見込んでおきましょう。
不動産投資目的のアパートにかかる修繕費を抑える方法
修繕費を抑えたいならば、単に価格の安い修繕方法を探すのではなく、オーナーとしてやるべきことがあります。
まず、入居者審査を適切に実施して、禁止されているペット飼育やたばこの焼け焦げなど、マナーの悪い入居者による室内の破損を防ぎましょう。
次に、緊急性は低くても、定期的な修繕を心がけてください。
深刻な不具合が発生する前に、普段から物件の目視チェックを実施して、大きな出費が必要となる修繕を未然に防ぎましょう。
さらに、長期的に投資目的のアパート経営を続けるためには、事前の計画が大切です。
もしも、アパートを新築することも視野に入れているならば、修繕費用を考慮したアパートの建築計画が必要となります。
初期費用はかかりますが、高品質かつメンテナンス不要の資材を使用すれば、長期的なコスト削減につながるかもしれません。
まとめ
不動産投資のためにアパート経営を考えるならば、物件の修繕費について、事前に計画や予測を立てることが大切です。
物件の規模や修繕場所によって金額は異なりますが、おおよその目安を把握しておいてください。
さらに、修繕費を抑える方法もチェックして、魅力あるアパートの維持を目指しましょう。
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