空き家は定期的な点検やメンテナンスを欠かすと、傷みが生じやすくなります。
特に外壁は注意しておきたい箇所の1つです。
外壁に生じる亀裂(クラック)は、放置すると家屋の倒壊につながるケースもあり、危険性が高いため注意が必要です。
そこで、空き家の外壁に生じる亀裂についての原因やリスクについて解説します。
空き家管理で知っておきたい亀裂の種類と原因とは?
空き家に生じる亀裂は大きく分けて2種類あります。
ヘアクラック
下地までダメージがない、外壁表面に生じた髪の毛ほどのひび割れを「ヘアクラック」といいます。
幅0.2~0.3mm以下、深さ4mm以下の亀裂で、構造部分にまでダメージがおよんでいるわけではないため、経過観察程度で問題ないでしょう。
気になるようなら、粘土の高いコーキング材やパテでの修繕が可能です。
構造クラック
幅0.3mm以上、深さ5mm以上にわたる亀裂で、内側まで貫通しているため 貫通クラックとも呼ばれ、早急な補修を要する亀裂のことです。
亀裂が増えたり、幅が広がる場合は、地盤沈下の可能性も考えられるので注意しましょう。
管理する空き家の亀裂!放置するとこんなリスクが
これらの亀裂は空き家でなくても発生しますが、空き家に発生した場合、劣化の速度が速くなるため、きちんと管理しておくことが大切です。
空き家の亀裂を放置すると、どのようなリスクがあるのでしょうか。
物件自体の劣化を引き起こす
外壁の亀裂から雨水が浸透する状態が長期間続くと、構造そのものが劣化し、家屋の倒壊につながるリスクがあります。
●木造家屋
外壁の内側には雨水の侵入を防ぐための防水紙が施されており、雨水の侵入を防いでいます。
しかし、この防水紙が長期間雨水にさらされれば、劣化して構造部にも水分が侵入してカビの発生や腐食を招き、家屋全体の強度が低下してしまうのです。
●鉄筋コンクリート造の住宅
コンクリートが鉄筋を守る役割を果たしているため、亀裂が生じて雨水や空気が鉄筋に触れることで、鉄筋の酸化を招きサビが生じます。
サビにより鉄筋の強度が低下すれば、住宅全体の耐久性も低下します。
爆裂現象
コンクリートやモルタルの外壁の場合、「爆裂現象」にも注意が必要です。
「爆裂」とは外壁内部の鉄筋がさびたことで体積が増し、膨張して表面のコンクリートやモルタルを内部から押し出して破壊してしまうことです。
コンクリートやモルタルが剥がれた箇所から さらに雨水が浸入し、どんどん腐食が進んでしまうことになります。
「爆裂現象」が起こると、その部分から侵入した雨水により、家屋内部の腐食を促進させてしまうため、注意が必要です。

まとめ
空き家の亀裂を放置すると劣化が進行し、不動産としての資産価値が下がることになります。
物件の売却や活用に悪影響を及ぼすだけではなく、行政により危険な空き家とみなされて「特定空き家」に指定される可能性もあります。
適正な空き家管理として、亀裂のチェックは定期的におこないましょう。
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