長期的な投資によって資産を増やしていくのに欠かせない概念として「複利効果」というものがあります。
この複利効果は、マンションなどの不動産投資で資産を増やす場合にも有効な考え方です。
ここでは不動産投資における複利効果というものについて、わかりやすく基本を解説していきますのでぜひ参考にしてください。
不動産投資における複利効果とは?
利息計算の考え方のひとつとして「複利効果」というものがあります。
一定の期間ごとに発生した利息を元金に入れて増やし、さらに利息を増やしていくという考え方になります。
元金が最初から変わらない「単利」では利息も変わりませんが、複利で運用することによって元金が増えるので、それに伴って利息も増えていきます。
この複利効果を不動産投資に置き換えてみましょう。
不動産投資の場合は、最初の1棟目の物件への投資で得た利益を元手として、さらに2棟目、3棟目の物件に投資して収益を上げるという考え方をします。
不動産投資における複利効果!再投資による運用
不動産投資でマンションなどの物件を購入後に収益を再投資して複利効果で運用する場合、次のような方法があります。
次に購入する物件の頭金にする
不動産投資のスタンダードな方法となり、収益を頭金として次の物件を購入します。
リフォームやリノベーションをおこなう
入居者の退去時の原状回復のタイミングごとに、こまめにリフォームやリノベーションをおこなうことで物件としての価値を上げ収益性アップを狙えます。
繰り上げ返済をする
繰り上げ返済をして元本を減らすことで返済額を削減することができます。
不動産投資における複利効果の注意点
メリットの多い不動産投資の複利効果ですが、一方で次のような注意点もあることを覚えておきましょう。
空室リスクや修繕費
不動産投資では空室率が高い、修繕費用がかかるなど、さまざまなリスクが伴います。
キャッシュフローを再投資に安全に回せるかどうかを、綿密にシミュレーションする必要があります。
元本保証がない
複利運用で資産が増えるのは、プラスの運用が続いている場合です。
元本が保証されない不動産投資では、必ずプラスで運用できるとは限らない点に注意が必要です。
持ち出しの発生
不動産投資で収支がマイナスになると、マイナス分を補うために自己資金からの持ち出しが増える可能性があります。
持ち出しが一時的ではなく、発生し続けている場合は、投資計画を見直す必要があります。
まとめ
不動産投資にも一般的な投資と同じように複利効果という考え方があり、複利効果によって収益を上げるメリットがあります。
複利効果には注意点もあるため、メリットばかりに気を取られずに綿密なシミュレーションをおこなうことが大切です。
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