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iDeCoの金融機関どこにする?

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カテゴリ:ローン

iDeCoの金融機関どこにする?



iDeCoを始めるにあたり最初に選択する金融機関ですが、iDeCoを行っている金融機関は沢山あります。
その中で、どこの金融機関を選択すればいいのかわからないまま調べずに金融機関を選ぼうとしている場合は、一旦立ち止まって検討することをお勧めします。iDeCoの口座は原則として1人1つの口座しか開設できません。
iDeCoには大きな節税メリットがありますがNISA口座と同様に1つの口座しか持つことができません。例外として企業型確定拠出金のある会社でもiDeCoの加入を認めている場合や、障害年金受給者が企業型確定拠出年金口座を持ったまま退職した場合等はありますが割合は全体の0.1%程度に過ぎません。なのでiDeCo口座は金融機関選びが非常に重要となってくるのです。

金融機関チェックポイント①
口座管理手数料
iDeCoの実施主体である国民年金基金連合会が月103円、資産を預かる投資信託が月64円を事務費用として必ず徴収します。これは『手数料0円』をうたっている金融機関でも必ず費用として引かれるものです。
また金融機関も別途口座管理手数料を徴収する場合があります。だいたい
300円から500円程度が徴収されます。『iDeCo手数料無料』とうたっている金融機関はこの手数料ぶんを0円としており、国民年金基金連合会と信託銀行に支払う167円のみが毎月かかる口座管理手数料となります。
毎月かかるコストになりますので吟味して選択していきましょう。

運用費用(投資信託の信託報酬)
もう一つ、iDeCoでお金を増やしていく際にかかるのが『投資コスト』です。iDeCoを活用するとき、定期預金や保険商品のような元本確保型を積み立てていく場合はコストはかかりません。
しかし、株式投資や債券投資を組み入れて投資しようとするとiDeCoでは株式投資や債券投資のラインナップがないため、投資信託を介して投資を行うことになり、投資コストが生じることになります。
投資信託は『運用管理費用』や『信託報酬』という名前で運用期間中にコストが生じます。最近では信託報酬の引き下げが続いており、日本株式への投資で年0.3%を下回る投資信託も増えているので、手数料が割安な投資信託を見つける事がポイントになってきます。

金融機関チェックポイント② 
商品のラインナップ
金融機関による違いは『コスト』だけではありません。投資信託のほか、元本確保型の定期預金、保険商品などの『運用商品ラインナップ』そのものも金融機関によって違いがあり、それぞれが独自性をPRをしています。


金融機関を選ぶときは大きく下記のポイントを抑えた上で、選択していきましょう。
(1)元本確保型商品
・金利が相対的に対して高いか
・金融機関の信用力が高いか
・銀行、生命保険会社の双方の商品が採用されているか?

(2)元本変動型(投資信託)
・購入時及び解約時の費用は生じない商品が含まれているか?
・信託報酬が低い商品が含まれているか?
・基本的なアセットクラス(投資対象となる資産の種類や分類)に対し、運用商品が含まれているか?
・好みの特別なアセットクラスがあればその投資を行う投資信託があるか?
・1つの投資信託で分散投資ができるバランス型ファンドがあるか?
・1つの投資信託で分散投資に加えて、長期的なリスク割合の調整も行ってくれるターゲットデートファンドがあるか?

一般的には20本前後の運用商品を提示している所が多くなってきます。
改正DC法により2023年から「上限が35本」となります。
今後はそれぞれの金融機関が用意している商品を厳選する『目利き』も金融機関選びのポイントになってきます。

以上が金融機関を選ぶポイントになってきます。
以下、おすすめする金融機関の特徴になります。参考になれば幸いです。

「楽天証券」
商品数          32本
運営期間中かかる費用   171
口座管理料         0円
移換時手数料        0円
セミナー          有

特徴
信託報酬が低くなっており商品数及び投資信託の種類も幅広く揃っております。低コストのインデックス型は各投資対象で1~2本ずつなので投資初心者でも選択しやすくなっております。アクティブ型は『MHAK日本成長株ファンド』や『セゾン資産形成の達人ファンド』等、好成績のアクティブ型投資信託もあります。楽天の口座を持っていれば証券資産とiDeCoを一括管理できるので楽天の口座を元々持っている場合は非常に魅力のある金融機関になります。


「イオン銀行」








商品数          24本
運営期間中かかる費用   171
口座管理料         0円
移換時手数料        0円
セミナー          有

特徴
イオン銀行も信託手数料が低い投資信託を中心に24本がラインナップされており、本数は標準的だがインデックス型投信は、低コストで定評のある『たわらノーロード』シリーズが中心。代表的な投資対象で信託報酬が低い商品が1本ずつ揃えられているので投資初心者でも選びやすい。また超低コストのバランス型投信『マイバランス』シリーズがあるのも初心者の方は安心して投資を行えるポイントになります。アクティブ型は好成績で人気の『ひふみ年金』が買えるのが魅力的になっています。
 
「SBI 証券」
商品数          37本   2023年までに35本
運営期間中かかる費用   171
口座管理料         0円
移換時手数料        0円
セミナー          有

特徴
SBI証券ではセレクトプランとオリジナルプランがありましたが現在新規で入る場合はセレクトプランのみになっております。SBI証券のセレクトプランの商品は信託報酬が最安水準の商品が揃っております。
株式では1日定額プランで最大一日300万円まで『売買手数料0円』で取引できる。また、25歳以下のユーザーなら現物株の夜間手数料も取引金額に関わらず売買手数料は無料、さらに投資信託の販売手数料も全て無料になります。SBI証券では、通常の日本株のほか、『IPO』や『夜間取引』、『単元未満株』、米国株や中国株ベトナム株等の『外国株』さらに『金、銀、プラチナ』の取引等の他の証券会社で扱っていてSBI 証券にないことは、ほとんどない、と言われるほど商品数が充実しております。


「野村証券」
商品数          32本
運営期間中かかる費用   171
口座管理料         0円
移換時手数料        0円
セミナー          有

特徴
野村証券のiDeCoなら全国の店舗で対面にて相談する事が可能です。証券会社の専門家に相談して決めたい人にはお勧めになります。
主要な7資産のインデックスファンドに加えて、4資産に分散投資できるバランスファンドを揃えております。ネット証券に比べてややコスト(信託報酬)が高い商品が多い点が気になりますが商品ラインナップは非常に魅力的になっております。


「auカブコム証券」
商品数          26本
運営期間中かかる費用   171
口座管理料         0円
移換時手数料        0円
セミナー          有

特徴
多種多様なバランス型ファンドが揃っており、初心者に選びやすい商品ラインアップになっております。その中でもターゲットイヤーファンドの数も多く揃えているの信託報酬が年率0.3%台以下で運用できるので比較的に低いコストで行うことができます。またメガバンクグループならではの安心感があり、保有資産に応じてPONTAポイントが貯められる点も非常に魅力的な部分になります。



「みずほ銀行」
商品数          30本
運営期間中かかる費用   431円、171
口座管理料         0円
移換時手数料        0円
セミナー          有

特徴
みずほ銀行は、たわらノーロード先進国株式へ投資できる為米国を中心とした力強い経済成長の恩恵が受けられます。
『先進国株式』の商品は全世界の株式の約80%を占める為、分散具合としても十分です。運営期間中の費用は掛金累計額が50万未満であれば、431円になってしまいますが、50万以上の場合は171円となりますので、長期で積み立てていくiDeCoでは最初の1年から3年で171円となりますのでコスト面も低くなっています。



「松井証券」

商品数          40本   
運営期間中かかる費用   171
口座管理料         0円
移換時手数料        0円
セミナー          有

特徴
松井証券は100年の歴史をもつ老舗の証券会社であり、全40種類と業界最多水準のiDeCo商品を扱っております。SBI証券と同じくらいの規模であり、最も注目されるのは、『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』があることから、この為だけに松井証券にする人も多く存在します。
eMAXIS Slimシリーズはその安さが人気ですが、SBI証券のiDeCoにない為、ここに投資できることが松井証券の最大の強みになります。




まとめ
以上7つがお勧めのiDeCoを始める際にお勧めの金融機関になります。
初心者の方でもリスクが少なく信用がある金融機関を選んでおります。
またiDeCoは非常に始めやすい投資であることは間違いはありませんが、金融機関や選択する商品によって、リスクが大幅に変化していきますので、iDeCoを始める際はしっかりと金融機関を調べて自身に合った商品を見つけていきましょう。
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