不動産投資を検討されている方のなかには、立地の良い物件を見つけても、その建物の古さに不安を抱えている方も多いかもしれません。
そのような場合におすすめなのが、物件のリノベーションです。
そこで今回は、投資物件のリノベーションについて、リフォームとは違うそのメリットや注意点を見てみましょう。
不動産投資でチェックしたいリノベーションとリフォームの違い
リノベーションとリフォームは、どちらも建物に対して行われる改装工事ですが、その目的や内容に大きな違いがあります。
リノベーションとは、建物に新しい機能や付加価値を与えて、物件をコンセプトから変化させるための改装工事のことです。
壁を撤去して間取りを変えたり、天井の高さを変えたりするのが、具体的な内容となります。
一方のリフォームとは、基本的には新築時のきれいな状態を取り戻すための改修工事を意味し、フローリングや壁紙・水回り設備の交換などが主な内容です。
不動産投資用の物件をリノベーションをするメリット
メリットとしては、次の3点が挙げられます。
1つ目は、見栄えの良さです。
建ててから数十年が経過しているような古い物件であっても、リノベーションをすれば、見栄えの良い室内を作れます。
2つ目は、空室率の低下です。
見栄えの良いリノベーション物件は、その魅力から高い人気となるため、入居者が途切れることはありません。
3つ目は、利回りの良さです。
リノベーション物件は、その人気の高さから、賃料を高く設定しても入居希望者がたくさんいるのが特徴でもあります。
物件の購入費用とリフォーム費用に対して、高い家賃収入が見込めるため、投資利回りは高くなるでしょう。
不動産投資用の物件にリノベーションをする際の注意点
メリットの多い投資物件のリノベーションですが、注意したい点もあります。
まず、リノベーション費用の大きさを考えなくてはなりません。
コストをかけて大規模な改修を実施するリノベーションでは、その工事費用も高額となります。
また、入居が不可能となる工事期間には、家賃収入がない点にも注意が必要です。
実施するリノベーションが大規模であれば、工期も長くなり、したがって家賃収入のない期間も長くなるでしょう。
さらに、予想外の赤字にも注意してください。
リノベーションをしたものの、思うように入居希望者があらわれない場合や、リノベーションにかけたコストを回収できずに赤字経営に陥ってしまうケースもあるでしょう。
まとめ
中古物件で不動産投資を考えているならば、リノベーションは有効な戦略のひとつです。
リフォームとは違うまったく新しい空間づくりは、物件の価値を高めるため、収入面でも大きなメリットがあります。
注意点もチェックして、ニーズに合ったリノベーションで、魅力ある不動産投資物件を手に入れましょう。
私たち株式会社レオンワークスは、大阪、兵庫、京都といった関西の投資用、居住用マンションを中心に取り扱っております。
関西圏で投資用、居住用のマンションをお探しの方はお気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓