若年給付金を返納⁉その原因とは？
自衛隊の定年を迎え、せっかく支給された若年給付金を返納しなければいけない、そんな状況が実際に起きる場合があります。30年以上勤務して定年退職して若年給付金を給付されたのに返還しろと言われたら驚愕ですよね。では何故、若年給付金を返還する事があるのでしょうか？
実は自衛官は定年後に稼ぎすぎると若年給付金を減額又は全額返納しなければいけないのです。
具体的な金額のお話をする前に若年給付金の認識についてお話していきます。自衛官が定年を迎え支給される若年給付金とは本来の目的は、他の公務員に比べて定年が早い自衛官の収入を補填する為のお金です。
他の公務員と同じように、60歳まで勤めていたなら貰えたであろうお給料を前払いするという事になります。
この目的が若年給付金の意図となりますので、【自衛隊時代のお給料以上に稼いでいるのであれば、必要ない】というのが国の意向になります。
なので減額する場合のラインは退官した翌年の所得金額が自衛官時代の収入を超えるか超えないかだという概略イメージを持って頂ければと思います。
では具体的に金額を出していきたいと思います。
若年給付金の減額基準
退職時 棒給額40万円(曹長)の場合「若年給付金支給額」
1回目 404万円
2回目 974万円
合計支給額1378万円
退職翌年の所得
￥4,236,200円以下
1回目、2回目共に全額支給されます。
￥4,236,200円以上 5,950,600円以下
1回目は全額支給、2回目は減額されます。
￥5,950,600円以上 6636200万円以下
1回目は一部返納、2回目は不支給
￥6,636,200円以上
1回目は全額返納、2回目は不支給
曹長の簡易的な計算になりますので階級や俸級により、多少の誤差があると思いますが大まかな目安になると思いますので参考程度にしてください。またここでいう所得とは額面税込金額でなく差引後の所得金額となります。さらに計算式や個人ごとのシュミレーションはLINE相談も受付しています。お友だち登録後にお気軽にメッセージをお待ちしています。
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若年給付金返納まとめ
若年給付金の目的は他の公務員より定年が早い為、所得格差が生まれるので、それを補填する為の制度になってきます。なので退官後に稼ぎすぎると返還しなければいけません。ですが叶うのであれば、所得は高いまま若年給付金も受給したいと思われてる方がほとんどだと思います。
簡単な対策としては、iDeCoやワンルームマンション投資、ふるさと納税等を使えば、所得を大幅に減らす事が可能になり、老後費用も作れるので非常にお勧めになります。対策をする事で若年給付金を満額貰ってゆとりのある生活を行う事ができますので、わからない場合お気軽に相談をお待ちしています。
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