今回は、不動産投資ローンの繰り上げ返済について解説します。
繰り上げ返済をすることのメリット・デメリットや注意点を挙げていきますので、繰り上げ返済をすべきかどうかの判断の参考にしていただけるとよいかもしれません。
これから不動産投資を検討している方も、ぜひ目を通してみてください。
不動産投資ローンを繰り上げ返済することのメリットとは?
不動産投資ローンを繰り上げ返済することによって得られるメリットとしては、おもに以下のようなものが挙げられます。
●繰り上げ返済でローン元金を減らせるので支払利息総額を減額できる
●期間短縮型の繰り上げ返済ならローン完済を早められる
●返済額軽減型の住宅ローンなら毎月の返済負担を軽くできる
●繰り上げ返済でローン元金を減らすことで、今後の金利変動リスクの影響も小さくできる
●期間短縮型で早く完済すれば、次の不動産投資にも手を出しやすくなるなど、投資先の物件を増やすペースも早められる
●返済額軽減型で毎月の返済負担を減らせば毎月の収益も増える形になるため、空室時の必要経費などの予備費用に回す資金をプールしやすくなる
不動産投資ローンを繰り上げ返済することの注意点やデメリットとは
先に挙げたとおり、不動産投資ローンの繰り上げ返済には数多くのメリットがあります。
とくに、不動産投資ローンが住宅ローンよりも高金利であるからこそ、支払い利息総額の減額効果は大きいでしょう。
しかし「繰り上げ返済をすれば絶対に得」とは言い切れません。
繰り上げ返済には以下のような注意点やデメリットも存在するのです。
●繰り上げ返済手数料がかかるケースがある
●繰り上げ返済に手元資金を使いきってしまうと急な出費に困ることがある
●確定申告の際、不動産投資ローンの返済額のうち利息は経費として計上できるが、繰り上げ返済をする=利息額が減る、ということで経費計上額が減って所得税が増える可能性がある
繰り上げ返済手数料がかかる場合はこまめに繰り上げ返済をすると損になる可能性が高いですし、手元資金を使いきるほど繰り上げ返済に回してしまうと「いざというときの修繕費用がない」など、何かと困ることになるので避けるべきです。
繰り上げ返済は、「手元資金に十分な余裕がある」「繰り上げ返済手数料を考慮しても利息を含めた総支払額などを考えれば得、または繰り上げ返済手数料がかからない」という条件を満たしたときに検討するとよいでしょう。
まとめ
今回は、不動産投資ローンの繰り上げ返済について、メリット・デメリットと注意点をご紹介しました。
繰り上げ返済には多くのメリットがありますが、手数料を考慮する必要もありますし、無理は禁物ですよ。
私たち株式会社レオンワークスは、大阪、兵庫、京都といった関西の投資用、居住用マンションを中心に取り扱っております。
関西圏で投資用、居住用のマンションをお探しの方はお気軽にお問い合わせください。
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓