エレベーターなしの3階建て以上の物件は、需要が低く売りづらいと言われています。
そのため、エレベーターなしの高層階にある物件を処分するときには、少し視点を変えて売却活動を進めなければなりません。
今回は、エレベーターが設置されていない不動産を売却するためのコツを解説しますので、マンションやアパートを売却する際にお役立てください。
エレベーターなしの不動産を売却するときのターゲット層は?
エレベーターなしの不動産を売却する際に狙うべきターゲットは、DINKS、小学生以上の子どもがいるファミリー層、単身者世帯、事業者の方です。
小さな子どもがいるファミリー層や高齢者は、ベビーカーを使用したり足腰が弱っていたりするため、エレベーターつきの物件を好みます。
しかし、DINKSや子どもが大きいファミリー層、単身者世帯では、体力増進や健康維持のために、あえてエレベーターなしの物件を選択する方も珍しくありません。
また、設備が不便な物件は家賃を安く抑えられると考える方も多く、趣味専用の部屋としてエレベーターのないマンションを購入する方も見られます。
さらに、商業目的で物件を利用できる場合には、事務所を探している方をターゲットにして購入希望者を募るのもおすすめです。
エレベーターなしの不動産の資産価値を高めて売却するコツは?
エレベーターなしの物件であっても、不利な条件をカバーできるだけの資産価値があれば、十分に売却できる可能性があります。
エレベーターなしの不動産は築年数が経過した物件が多いため、リフォームやリノベーションによって資産価値を上げると良いでしょう。
エレベーターのない不動産をリノベーションするときには、以下に記載するポイントを押さえて工事を計画しましょう。
●間取りやデザインを大きく変えて物件の魅力をUPさせる
●ニッチな要素を取り入れて高級感を出す
●購買意欲を高める設備を整える
●ファミリー専用の物件を単身世帯用にイメージチェンジする
リノベーションを実施すると、現状のままでは資産価値が低く売却が難しい物件を、住んでみたいと思える不動産に改善できます。
また、リノベーションで資産価値が高まることにより、現在の査定額より高値での売却が期待できます。
リノベーションをおこなわず、エレベーターなしというデメリットを考慮して、売却価格を相場より低く設定することも戦略の1つです。
まとめ
エレベーターなしの不動産は売却しづらい傾向にありますが、戦略を練って売却活動をおこなうことで、買主を見つけることができます。
ターゲットを絞ることや、リノベーションをおこなうなどして、資産価値を高めることが大切です。
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