自衛官の若年給付金の使い方
自衛官の皆様は退職が近年伸びてきておりますが、それでもほとんどの人が55歳までで早期退職をされます。
その為に自衛隊には若年給付金と言われる制度があるので、退職金とは別に1400万円程の金額が2回に分けて若年給付金として付与されますが、この1400万円という額を退職後どのように使えばいいのでしょうか?
貯金に入れておくのか、ローンの返済に充てるのか、投資するのか?どんな使い方をすればいいのかを今回は説明していきたいと思います。
そもそも若年給付金とは?
若年定年退職給付金と言われており、若い年齢で定年退職する自衛官に対し支給される給付金のことになります。通常自衛官は55歳56歳で定年するので、そのことにより受ける所得上の不利益を軽減することが目的で支給されるお金が若年給付金と言われる制度になります。
若年給付金支給方法
基本的には2回に分けて支給されており退職する時期によって支給時期が異なります。
1回目の支給
【10月~3月までの退職者】➡ 翌年4月支給
【4月~9月までの退職者】 ➡ 翌年の10月支給
2回目の支給
【全ての退職者】 ➡ 退職日の翌々年の8月支給
ではこの若年給付金をどのような使い方をすればいいのでしょうか?
いくつか過去に購入された物をご紹介していきたいと思います。
貯金
この貯金をする方が6割だと思われます。基本的には若年給付金とは老後費用と国が設けた制度になりますので、ギャンブルや必要のない物を買わずにしっかりと貯金をして老後の生活費や資金と思って貯めることは間違いではありません。
ですが、退職金や若年給付金のみで老後2000万円問題や人生100年時代と言われている老後を貯金のみで乗り越えることは難しくなってきているのも事実です。
車
若年給付金の使い方で、車も上位に挙がってきております。確かに若年給付金の1400万あれば非常に良い車を購入することができますが、あまりお勧めはしておりません。退職金や若年給付金も入り、再就職が上手くいって毎月安定した収入があることから、比較的に高級外車等に乗り換えやすいと思います。しかし、購入した後にタイヤやオイルの消耗、メンテナンス費、自動車税などの維持費がファミリーカーの時の2倍以上かかることから、購入する場合は維持費やメンテナンス費等の長期的にかかる費用にも注意が必要です。
リフォーム
リフォームは持ち家を持たれている人であれば20年~30年程住んでいる人は検討するかと思われます。長く住むうちに色々な所が経年劣化してきたので、退職金や若年給付金でリフォームする事は確かにお勧めです。
注意が必要なのは色々な工事を進める上で、追加で費用が掛かる場合が
ほとんどなりますので、高額な支払いをする結果となってしまうことも多いので必ずリフォームする際は複数の業者から見積もりを取って、最低限の修繕に押されておくなどの工夫が必要になってきます。
投資
若年給付金や退職金を支給されて、年金等でこの先70歳位までなら問題なく暮らしていけると思われますが、実際に90歳、100歳まで生きるとしたら、退職金、若年給付金のみでは足りない為に対策として、投資を始められる方が非常に多くなってきております。投資について全く知らない人が株や投資信託を選び銀行に相談に行った時は比較的にリスクの少ないと言われている株式に投資していたはずが景気の変動により株価が下がり辞めるタイミングを誤って結果的に数百万の損失を出す場合もあります。なので退官後に投資を始める際は株や投資信託などではなく、iDeCoやNISA、ワンルームマンション投資などのリスクが少なく老後資金を積み立てることができるものを選んでいきましょう。※iDeCoは60歳まで
若年給付金の使い方まとめ
若年給付金はかなり大きな金額になるのでどう活用すればいいか迷う方が大半になります。リスクの少ない投資で老後資金をしっかりと準備しつつ、年齢が重なるに連れて予期せぬ出費もありますので、少なからずいつでも使えるお金は手元に置いておき、若年給付金の使い方を今一度考えていきましょう。
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