今回は不動産投資をするにあたっての資格取得について解説します。
専門知識がものを言いそうな不動産投資ですが、そもそも不動産投資をするにあたって必要な資格などはあるのでしょうか？
資格を取得するメリットについても見ていきますのでぜひ参考にしてください。
不動産投資を始めるにあたって資格取得は必要なのか？
不動産投資を始めるにあたって、何らかの資格を取得しなければならないのかというと、結論として資格取得は必要ありません。
あえて言うなら「不動産投資ローンを借りるなら、年齢や収入などで申し込み資格条件を満たす必要がある」というぐらいでしょうか。
しかし「資格取得はとくに必要ない」といっても、できれば不動産投資に役立つ資格取得をしておくことをおすすめします。
その理由やおすすめの資格を次に紹介しましょう。
不動産投資を始めるにあたって資格取得をすることのメリット
不動産投資を始めるにあたって資格取得はとくに必要ありませんが、資格の種類によっては「不動産投資をするなかで役立つ知識が身に付く」というメリットがあります。
不動産投資においても役立つ要素・メリットがある代表的な資格としては、以下のようなものが挙げられます。
宅地建物取引士
重要事項説明書の内容や管理、その他不動産取引についての幅広い知識が得られるので、専門的な用語への理解も深まるだけでなく不動産投資物件を紹介する営業担当にも基本的な知識があることを示せます。
賃貸不動産経営管理士
物件に入居者が入ったらどうすればいいか、その管理や対応についての知識が得られる点で役立ちます。
ただしこちらは「宅地建物取引士である者」または「協議会が認める賃貸不動産関連業務に2年以上従事しているまたは従事していた者」の条件をクリアしていないと試験に合格しても資格登録そのものはできません。
ファイナンシャルプランナー
資産運用に役立つ知識が得られ、とくに帳簿の付け方やキャッシュフロー表の仕組みが理解できるようになる点は大きなメリットとなります。
管理業務主任者またはマンション管理士
管理業務主任者は管理会社の立場で、マンション管理士は管理組合の立場での知識が得られるため、オーナーとして管理会社の質を見極めたり管理の内容を理解したりするのに役立ちます。
まとめ
今回は、不動産投資に資格が必要なのかどうか、まずその回答をしたうえで、おすすめしたい資格についても紹介しました。
紹介した資格についてある程度学ぶだけでも勉強になりますし、不動産投資へのモチベーションも高められるかもしれませんのでぜひ検討してみてくださいね。
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