建物というのはずっと同じ状態を維持できるわけではありません。風雨にさらされたり、居住している人が設備を使用することによってどんどん老朽化していきます。不動産投資をするにあたっては老朽化することを想定し、しっかりと対策しておかなければいけません。まず建物が老朽化するとどのようなリスクがあるのかを考えてみましょう。部屋を借りる人の立場になって考えてみた場合、新しい物件と古い物件を比較すればどうしても新しい物件を選ぶ人の方が多いです。つまり老朽化することによって建物の稼働率が低下するというリスクが発生します。古い物件で入居者を確保するためには何らかの対策をしなければいけません。最も有効なのが賃料を下げることですが賃料を下げればその分利益幅が縮小するというリスクが発生します。そして利益を確保できない物件は最終的に売却することになりますが利益を確保できないような物件が高く売れるわけがないので物件そのものの価値も低下することになります。
あらかじめ修繕費を確保するような収益計画を立ててから投資用不動産を購入し、必要な時に建物の補修ができるようにしましょう。
不動産物件を購入するためには災害リスクも考慮しなければいけません。とはいえ災害というのはいつ発生するのか分からないので対策を立てることは難しいです。ただし物件を選ぶ際により災害に遭遇しにくい物件を選ぶことは十分可能になります。まず耐震性が高い建物を選ぶというのは基本中の基本です。建物は極力1981年以降の新耐震基準で建てられた建物を選ぶようにしましょう。また火災も火災保険に加入するとはいえ、対策をしっかりとしておきたいものです。建物の構造上鉄筋コンクリート造の建物の方が火に強いですし、火災に遭遇した際にも少ない修繕費で元に戻すことができます。また立地で物件を選ぶことも災害リスクを回避するためには有効です。地震に強い立地の物件を選べば地震のリスクは低くなりますし、川や海から離れていたり標高が高い物件を選べば洪水を回避できるでしょう。