不動産投資を始める際に、考えるべきことの一つとして、新築物件で始めるかもしくは中古物件から始めるかという選択肢があります。新築であれば完成後に入居者を募集します。しかし中古物件の場合には、すでにその物件に入居者が住んでいる場合が多いです。つまりこのような投資物件を購入した場合には入居者はそのままで、その物件のオーナーだけが変わることになります。このような投資物件を「オーナーチェンジ物件」と呼びます。中古物件の場合にはアパートやマンション、ビルなどほとんどがそれに当たります。
オーナーチェンジ物件のメリットは、物件を購入した時点で入居者がそこに住んでいるという事です。つまり新築物件のように入居者を募集する手間を省くことが出来るのです。もちろん空室があった場合には募集することになりますが、住んでいる人の家賃が物件を購入した瞬間から入るようになるという大きなメリットがあるのです。新築の場合にはもしも入居者が中々見つからない場合などは、その分の家賃がロスになってしまうというデメリットがありますが、オーナーチェンジ物件の場合にはその可能性が低くなります。他にも、オーナーチェンジ物件は中古であるがために、比較的安く購入できるという点も挙げられます。
逆にデメリットは、中古物件の為に修繕費が掛かるという事です。前オーナーが、リフォームやリノベーション工事を施さずに売り出した場合には、その物件を購入後に次のオーナーがその費用を負担せざるを得なくなります。特に築15年前後が経過した物件であるならば、大きな修繕の時期に差し掛かっています。このような物件をもしも購入する場合には、購入費用だけではなく修繕費用が掛かることも考慮に入れなくてはなりません。オーナーチェンジ物件を購入する場合には、以上のようなメリットとデメリットを考えて購入した方が良いでしょう。特に水道管などの大規模な修繕の時期に差し掛かっている物件を購入する場合には、修繕資金等を潤沢に準備しておいた方が良いかもしれません。